「住みたい街ランキング」にもランクインを果たした「浦和」。
都心へのアクセスも便利で、住みやすいエリアとして人気上昇中のエリアです。
浦和は、旧中山道沿いの宿場町として栄えてきた歴史に加え、県内屈指の進学校もいくつもある文教地区。
子育てに適した環境が整っているので、特にファミリー層から熱く注目されています!
2015年にはアトレ浦和が開業し、浦和駅周辺もますます便利になりました。
今回は浦和で実際に出産・育児を経験した筆者が、小さな子ども連れのパパ&ママにぴったりの便利で楽しめる浦和周辺の人気スポットを紹介します。
夏の終わりのお出かけにもぜひ!
雨でも便利!浦和の駅近で子どもと遊べる人気スポット
1:浦和パルコ・コムナーレ(浦和駅東口徒歩1分)
2017年に開業10周年を迎えた浦和駅東口のランドマーク「浦和パルコ」。
中には、幅広い年代層向けのファッションブランドやレストラン、カフェが。
加えて、ビジネス書から絵本・児童書までなんでも揃う「紀伊国屋書店」や、入学入園準備には欠かせない手芸アイテムの「ユザワヤ」、生鮮食品やお惣菜の品ぞろえが豊富なスーパーマーケット「ヤオコウ」などなど。
ここだけで子持ちの母親が必要とする全てがまかなえてしまうほどの、便利なお店が勢ぞろい。
ベビーカーを押しながら、あちこち歩き回るのが大変なママには嬉しすぎます。
この、浦和パルコの上(8F~10F)のさいたま市コミュニティセンター「コムナーレ」には、図書館や会議・研修スペース、屋上庭園などがあります。
8Fの中央図書館はさいたま市内最大級ともいえる規模で、子ども用絵本や児童書もたくさん揃っています。
読書スペースも児童用と大人用で分けられていますので、子どもの声を気にすることなく親子で楽しく時間を過ごせます。
お天気が良い日には9Fの屋上庭園で、ゆっくりお散歩や日向ぼっこしながら絵本を読むのもおすすめ。
10Fロビーは静かで広く、全面カーペット敷きなので、歩き始めたばかりの赤ちゃんの雨の日用お散歩スペースとしても使えます。
実際に私も梅雨時期など、公園にお出かけできないような日はここで子どもを歩き回らせて、そのあとパルコでショッピングをして気分転換していました。
台風の日なんかも良いですね。
赤ちゃん用設備やキッズスペースが充実しているのも、パルコの魅力です。
どのトイレにもオムツ替え台が完備されており、清潔で使いやすいのですが、3Fと5Fにはオムツ替え台だけでなく給湯設備のある授乳スペースがあります。
またショッピングに疲れてしまったら「wired kitchen」で休憩はいかがでしょうか。
子ども用のハイチェアやプラスチックの取り皿、フォーク・スプーン、お子さま用メニューもあるので楽しい時間が過ごせます。
浦和パルコは駅から徒歩1分。
公共交通機関利用者にも便利ですが、地下には大きな公共駐車場もあるので、荷物が多くなってしまいそうなときには車を利用できるので、子連れにパパ・ママには嬉しいですよね。
2:浦和伊勢丹(浦和駅西口徒歩1分)
浦和駅西口には総合デパート「浦和伊勢丹」があります。
デパートなので扱っている商品は高級志向のものも多く、大切な人への贈り物や季節のご挨拶事などの品物も豊富に揃います。
「子ども向け」というイメージがないようにも感じますが、実はお買い物のついでにちょこっと子どもを遊ばせるスペースもあります。
6Fにはキッズ・ベビー向けの洋服・玩具・ママ用グッズを取り扱うブランドが集まっていますが、北欧風のカラーやデザイン、木製玩具で人気の「ボーネルンドショップ」では不定期で様々なイベントが開催されており、無料で楽しく遊べます。
子どもの感性を刺激できたり、知能を伸ばすことを目的としたおもちゃ遊びを指導してくれるので、親子で楽しむことができ、おウチ遊びで悩んでいるママにも役立ちますよ。
その他、同フロアの「おもちゃあそび場」では、玩具売り場のおもちゃで遊ぶことができますし、ベビー休憩室も広々としているので離乳食のための休憩にも使えてとっても助かります。
ただデパートの建物自体が古く、通路や階段が少し狭いのがややネック。
ベビーカーを押したり小さな子どもの手を引きながら、荷物も抱えて往来するのはちょっと大変かもしれません。
3:子育て支援センターうらわ(浦和駅西口徒歩3分)
さいたま市では市内各所にある子育て支援センターで「絵本プレゼント事業」の絵本をもらえたり、赤ちゃんや幼児むけの読み聞かせ会、お誕生日会などが定期的に開催されています。
赤ちゃんの遊び場としてはもちろん、ママたちの交流の場としても利用されています。
特に「子育て支援センターうらわ」は、駅からも徒歩3分程度と立地もよく、利用しやすいです。
私も子どもが幼稚園に入園する前は、ときどき訪れて子どもを遊ばせながらママ同士のおしゃべりを楽しんだり情報交換をしたりしていました。
支援センターが入っているビルには地下駐車場もあるので、車での利用にも困りません。
お天気の良い日に!浦和エリアで子どもが思い切り遊べる公園
4:大崎公園(浦和駅より車で15分)
浦和駅からはバスや車を利用することになりますが、浦和付近に住むファミリーに人気の公園といえばここ。
広大な敷地の中に、芝生の広場やアスレチック、バッテリーカーなどもあり、赤ちゃんから小学生まで幅広い年齢層の子どもたちが楽しめる公園となっています。
中でも、ふれあい動物園はなんと入場無料!
大人気で、私も子どもを連れて何度も訪れています。
シカやリス、モルモットの他レッサーパンダやフラミンゴ、フクロウ、約10種類80羽の水鳥など子どもにとってはかなり楽しめる内容で、大人でも見ごたえ十分だとおもいます。
美しいキンケイ(金鶏)なども間近で見ることができて、楽しいですよ。
公園脇に大きな無料駐車場(400台駐車可)あるので、車を停めることに困ったことはありません。
大崎公園は桜の名所としても知られており、公園内と公園外の用水路沿いにたくさんの桜がとても美しく咲き誇ります。
お花見シーズンだと週末はもちろんのこと、平日もかなり混雑するのでご注意ください。
その時季だけは、バスなどの公共交通機関を利用したり、あるいは友人や家族で車に相乗りするなど工夫するといいですね。
5:別所沼公園(中浦和駅より徒歩5分)
JR埼京線中浦和駅から徒歩約5分、車で約5分程度のところにある別所沼公園。
ここも、浦和に住む人たちに親しまれている公園のひとつです。
県道に面した側には別所沼があり、周囲をジョギングやお散歩のルートにしている人も多く、また反対側の住宅地に面している児童公園にはたくさんの遊具があるので、平日でも多くの人が訪れます。
公園中央には多目的広場があり、まわりにベンチなども多く設置されていますので、ここで子どもとお弁当やおやつを食べて休憩するも楽しいですよ。
公園の遊具の種類が多いので、就園前の小さな子どもから小学生まで幅広い年齢層の子どもたちが楽しく遊べます。
この公園もまた桜が美しく、お花見シーズンにはとてもにぎわいます。
県道を挟んで公園の向かい側には武蔵浦和まで「花と緑の散歩道」が続いており、毎年さくらまつりも開催されますので、公園を起点に桜の回廊のお散歩を楽しむことができます。
公園の駐車場もありますが駐車できる台数はあまり多くないので、週末やお花見シーズンは近くのコインパーキングをあらかじめチェックしてからお出かけするといいですよ。
6:見沼氷川公園(浦和駅より車で15分)
見沼氷川公園は浦和駅・北浦和駅から車で約15分の住宅地にあります。
駅からは若干遠いため、地元の人たちが利用する穴場的スポットです。
遊具はありませんが、公園中央に広い芝生広場があるので、周囲を気にせずにボール遊びやバトミントンなどを楽しむことができます。
こちらの公園も桜の名所として知られていて、公園内にはテーブル・ベンチがいくつかあるので、私も春にはお弁当を持って子どもたちとよくピクニックにでかけていました。
そこそこ広い駐車場もありますが、駅から遠いということもあるので、お花見シーズンでもたくさんのお花見客が押し寄せるということはありません。
ですので、小さい子ども連れでもストレスなくゆっくり楽しめるスポットで、とっても重宝しています。
実はパワースポットとしても知られています。
7:北浦和公園(北浦和駅西口より徒歩5分)
北浦和駅の西口から歩いて約5分のとても美しい公園が北浦和公園です。
公園中央には音楽に合わせて大小の噴水が飛び出す音楽噴水があり、涼しげでモダンな雰囲気です。
園内にある埼玉県立近代美術館では、常設展の他に企画展示が開催されますので、公園に遊びに行くついでに子どもたちを芸術に触れさせることができて、ママたちにも人気があります。
美術館裏手にある市営の浦和北公園には、遊具や砂場もあるので、小さい子どもを遊ばせるのに最適です。
こちらの公園には駐車場がなく、車で行く場合はコインパーキングを利用しなければいけないのが少し不便ではありますが、近所に住んでいて歩いて行けるのであれば問題ないでしょう。
8:調神社(浦和駅より徒歩15分)
浦和で神社といえば、「月のみやさま」と呼ばれて地元の人たちに親しまれている調神社(つきじんじゃ)が有名です。
神社の名前と「月」をかけて月神さまの使いとしての兎が守り神となっており、狛犬の代わりに狛兎がいたり、手水や社殿などのいたるところに兎が祭られています。子どもと一緒に可愛い兎を見つけて歩くのも楽しいですよ。
神社裏手には鎮守の森と遊具のある公園があります。
大きな木々の枝葉が夏の暑い日差しを遮ってくれるので、心地よい風が吹き抜けるなかで子どもを安心して遊ばせられます。
神社の敷地内に駐車場はありますが、お宮参りやお祓いなど神社に用事のある場合のみ無料で利用することができます。
車で行く場合は近くのコインパーキングに駐車する必要がありますので、事前に場所などをチェックしておくとよいでしょう。
調神社は、毎年12月12日に「十二日まち(じゅうにんちまち)」という大きなお祭りがあります。
浦和駅西口交差点から調神社までの旧中山道沿いにはズラーっと出店がすき間なく立ち並び、とてもにぎやかです。
休日に家族で行きたい!浦和でフルーツ狩りを楽しもう!
8:ブルーベリープラザ浦和(浦和駅より車で15分)
さいたま市の中核都市として栄えている浦和ですが、車で15分程度走ると農園や畑なども多くあるのも町の特徴です。
ブルーベリープラザ浦和は、大崎公園のすぐ近くにあるフルーツ狩りができる農園で、家族連れに人気があります。
6月~8月のブルーベリーシーズンになると、毎週末ブルーベリー狩りのお客さんでにぎわいます。
ブルーベリーの木は背が低く、簡単に摘めるので小さい子どもも楽しく参加できます。
普段はスーパーで買うフルーツを、実際に自分で摘んで食べられる経験は、子どもたちにとってはとても新鮮。
どの子も目をキラキラさせて夢中になって摘んでいます!
収穫したブルーベリーはその場で食べられますし、持ち帰る場合は量り売りで買い取ることもできるので、たくさん摘めればお友だちへのお土産にもできますよ。
9:美園いちごランド(浦和駅より車で15分)
美園いちごランドも同じく大崎公園近くのフルーツ農園です。
こちらも1月~6月のシーズンになると、いちご狩りのお客さんでとってもにぎわいます。
ブルーベリー同様、いちごも低い位置に果実をつけるので小さい子どもたちが自分で摘み取りやすく、子ども向けの体験型お出かけスポットとして人気があります。
まとめ
都内から1時間以内という便利なエリアであり、中核都市として栄えている都会的なイメージの浦和ですが、歴史と伝統のある大きなお祭りが盛大に行われていたり、車で15分程度走っただけでフルーツ狩りなども楽しめる、都会と田舎のバランスの良さも支持されているポイントだとおもいます。
子どもが大きくなるのは、あっという間。
親子で楽しくお出かけして、家族で素敵な思い出をたくさんつくってくださいね。