今年2月、我が家に二番目の子どもが誕生しました。

もちろん、言葉にできないほど幸せな出来事ではあります。

しかし、子どもが生まれたことで発生した問題点もちらほらと……。

さっそく嫁さんから、子どものオムツやおもちゃ、洋服などの置き場所を考えてくれとの依頼が舞い込みました。

 

さらに、上の子は今年から小学生。

これまでのおもちゃや服に加えて、教科書やノートなどの置き場所も必要に……。

そこで、私が目を付けた収納が無印良品のユニットシェルフ。

 

ここでは、そんな収納に関する問題を見事に解決できた、無印の収納ユニットセルフについてご紹介したいと思います。

 

 

無印良品のユニットシェルフとは?

シェルフイラスト

 

「シェルフ」とは、簡単に説明すると「棚」のこと。

「ユニット」とは、全体を構成するひとつひとつの要素のこと。

つまり、「ユニットシェルフ」とは、棚を構成するひとつひとつのものを指しています。

 

無印良品のユニットシェルフは、スタンダードな棚(シェルフ)をはじめ、引き出しのついたチェストやキャビネット、引戸やフラップ扉のついたボックス、ワイヤー製や布製のバスケットなどなど、たくさんの種類の収納を自由自在に組み合わせて、自分好みの収納を構築できる収納家具なのです。

 

なかなか無駄のない自分好みの収納に出会うことは難しいですが、無印良品のユニットシェルフはそんな悩みを一発で解決してくれました。

 

 

基本的なユニットシェルフの種類

子ども部屋

 

無印良品のユニットシェルフで自由自在に組み合わせることができる基本的なアイテムを、ジャンル別にいくつか紹介させていただきます。

 

基本セット

ステンレス製をはじめ、オーク材やウォールナット材などの木製の基本の棚のセットになっています。

幅や高さなど好きなものから選ぶことができますので、まずはこの基本セットを選んでから色々と組み合わせていくことがおすすめです。

当然用意されている以上に棚を増やしたり、棚を減らしたりすることも可能になっています。

 

ボックス&バスケット

タンスのような引き出し式のボックスにフラップ扉のもの、木製の引き戸やガラス製の引き戸のボックスなどがあり、上記の基本セットに設置することで便利に利用することができます。

 

その他にも、バスタオルなどを入れるのに最適なバスケットや洋服をかけるのに便利なワードローブバーなんかを設置することもできます。

バスケットなどの収納に便利なアイテムも、高さ16.5cmのものから高さ35cmのものまで用意されていますので、自分の収納したいものにあった大きさの収納用品を選ぶことが可能です。

 

棚やパネルなどのオプション品

上記でも少し触れましたが、棚を増設して収納場所をさらに増やしたり、側面や後面にパネルを設置することもできます。

また、棚のなかには斜めに設置することで、雑誌や靴などの置き場所として便利に活用するスペースを作ることができるものも用意されています。

 

棚の足の部分に装着できるキャスターもありますので、頻繁に収納場所を動かす可能性があるという方は、あらかじめキャスターを付けておくのも便利です。

 

 

子どもの目線に合わせることができるから便利

遊ぶ兄弟

 

我が家の子ども用に収納したいものは、上の子と下の子の衣服。

また、これまで溜まりに溜まったおもちゃや絵本、ランドセルに教科書やノート、おむつなどです。

 

まずは子どもの衣服の収納場所に、木製(オーク材)の高さ83cmのシェルフを選択しました。

そのシェルフの下の段には引き出しが二段付いたボックスを設置し、二人の子の衣服を収納するのは十分なスペースを作り、上の段にはボックスは設置せずに、棚を上の子の教科書やランドセル置き場にしています。

また、おもちゃをしまう場所としてもユニットシェルフを活用。

 

上記と同じようにオーク材の背の低いシェルフは、子どもたちが自分でおもちゃを片付けるのに最適な高さに調整することができて便利です。

大きなおもちゃは、そのまま棚にしまい、布製のバスケットもありますので、ブロックなどの細々としたおもちゃはその中にしまうようにしています。

そして上部には本建てを置いて、これまでに溜まった絵本などの置き場所に活用。

 

このように、子どもの目線にあわせた収納をつくることで、子どもも自分たちの専用のスペースができたことに大喜び。

おもちゃの片づけなども、積極的に自分でできるようになりました。

 

確かに、このような形の収納は探せばいくらでもあるものです。

しかし、このユニットシェルフの優れた点は、今後子どもが大きくなった時にも収納箇所を増やしていけるというところにあると言えます。

今は、子ども用の収納は二段の単純なユニットシェルフと背の低いおもちゃ用で事足りていますが、成長に合わせて今後拡張していこうと考えています。

 

ただし、ユニットセルフの縦への拡張はできませんのでご注意を。

そのため今後収納が増えることがわかっているかたは、背の高いユニットセルフを購入しておき、成長にあわせて徐々に拡張していくのがおすすめです。

横への拡張や棚の増設、ボックスの位置変更などは自由自在におこなえます。

 

 

ユニットシェルフを購入してみた

私の場合、無印のネットショップでユニットシェルフを購入しました。

ネットショップで収納を購入する場合、思っていたものと違ったなんてこともよくあることです。

 

そのため、無印のユニットシェルフを購入する場合、画面上でいろいろな組み合わせを試すことができる、無印のネットショップ内にある「シミュレーター」を使用しておくことをおすすめします。

【無印良品ユニットシェルフシュミレーターページ】

https://www.muji.net/store/pc/user/homewares/combinable/unitshelf.html

 

シミュレーションをおこなうことで、収納を設置する場所にどれだけの収納スペースを作れるのかが視覚的にもわかりやすくなりますし、「ここには何を置いて……」とリアルにシミュレーションしていけば、無駄のない理想的な収納家具を作ることができます。

なによりも楽しいですし。

 

とくに、ユニットシェルフを置く場所のサイズの確認だけは当然ですが行っておきましょう。

いざユニットシェルフが家に届くとユニットシェルフを自分で組み立てなければいけないため、その点は注意が必要です。

私の場合はそれほど難しい作業だとは思いませんでしたが、大人二人で組み立てるのがよいでしょう。

そのため、休みの日に届けてもらうようにしておくのがベストです。

 

 

子ども部屋以外にもさまざまなシーンで使える

玄関

 

この無印のユニットシェルフを使うことで、子どもの収納場所以外にも、さまざまなスペースを活用して収納場所をつくることができます。

 

例えば玄関。

靴箱に靴が入りきれないという家族の多い方や、普段はいている靴の置き場所がさらに欲しいという方にもおすすめです。

下足置き場とスリッパなどの置き場所をひとつにまとめることで、玄関をすっきり広々空間にすることもできます。

ちなみにうちの場合は、犬も飼っているので、下段にペットの餌やブラシなどの小物を、上部を下足置きとして利用しています。

 

また、洋服をかけることができるワードローブバーもありますので、下部に収納スペースを、上部に洋服をかけて寝室の収納スペースとして利用することも可能。

スライド式のパネルを設置することもできますので、洋服などをかけているのを見えないように収納するのにも便利です。

コーナー用の棚もあるため、部屋の隅の、あいたスペースを活用して収納場所をつくるなんてこともできます。

 

そのほかにも、テレビ台としてさまざまな電化製品や小物の収納場所として使用したり、洗濯機の上にバスタオルや洗剤などを置くランドリー収納スペースを作ったり、キッチンの電子レンジや電子ジャー、オーブンなどのスペースをひとつにまとめたりと、アイデア次第でさまざまな活用の仕方が考えられます。

 

また無印良品には、こういったユニットシェルフ以外にも、便利な小物入れやファイルボックスにブックスタンド、メイクボックスにアクリルケースなどのさまざまなアイテムがありますので、そちらも使うことでさらに収納スペースを上手に活用することが可能です。

 

 

まとめ

もともとは子どものための収納としてたどり着いた無印のユニットシェルフですが、今ではそれ以外でも利用させてもらっています。

やはり、無印のユニットシェルフの良いところは、自分にあった収納場所の確保ができることと、あとあと増設したりすることもできるというところにあります。

 

さまざまななものの収納場所に困っている人や、収納スペースを上手に活用したいという人は、ぜひ無印のユニットシェルフを活用してみてはいかがでしょうか。