我が家は、私も妻も買い物が好きで持ち物が多く、収納スペースには収まりきらずに部屋の中にあふれている有様でした。

トランクルームの利用を考えるも、うちは車を持っていないので、大きな荷物の運び込みや取り出しには、いちいちタクシーやレンタカーを利用しなければなりません。

 

「そこまでして……」と思いつつやり過ごしていたところ、ある時ネットで「宅配型トランクルーム」の記事を発見。

調べてみると預けたいものをダンボールなどに入れ連絡すると、自宅まで集配に来てくれるというではありませんか!

「これは我が家のために作られたトランクルームだ!」と衝撃を受け、結局その会社と契約しました。

 

ただ、ずっと利用していると気になる点があるのも事実。

宅配型トランクルームを利用している私が、実感しているメリット&トデメリットを紹介します。

 

 

宅配型トランクルームのメリットって?

梱包

 

一般的なトランクルームは、ビルやマンションのフロアを区切ったスペースを貸し出し、自分で荷物の出し入れをするもの。

それに対し、宅配型トランクルームは専用ボックスやダンボールに荷物を詰め、荷物の出し入れは全て宅急便などを利用します。

一般的なトランクルームは「レンタルスペース」。

ですが、宅配型トランクルームは「荷物預かり所」といったイメージです。

では、宅配型トランクルームのメリットとはどんなところでしょう。

 

 

自宅や職場の近くにトランクルームがなくても預けられる

私は、東京の都心部に住んでいます。

元々近くにトランクルームが少ないのに加え、その数少ないトランクルームも常に満室という悩みがありました。

でも、宅配型トランクルームであれば場所は関係ありません。

自宅からでも職場からでも自由に荷物の出し入れが可能です。

 

 

持ち込む必要がない

宅配便の伝票

 

車を所有していない我が家の場合、「自分で荷物の出し入れをしなければならない」という点がトランクルームを利用する上での最大のネックでした。

しかし荷物の出し入れに宅急便などを利用する宅配型トランクルームでは、この心配は無用です。

 

 

ダンボール1つからOK、一般的なトランクルームに比べ費用も格安

ワンコイン

 

一般的なトランクルームの場合、スペースを借りることになるので、荷物がいっぱいに詰まっていなくても料金がかかります。

極端な話、ダンボール1個でもそのスペース分の料金が必要になるわけです。

もちろん半畳、一畳、二畳……と、用途や荷物の多さによって広さを選べるようになっていますが、それでも「使っていないスペース」をゼロにすることは難しいです。

 

その点、宅配型トランクルームはダンボール1つ単位で料金が決まっているので、スペースの無駄=空家賃を払う必要がありません。

またダンボール1個、1ヶ月200円~500円程度から利用できるので、お試しで始めてみるのにも向いています。

 

 

屋外型トランクルームなどに比べて保管環境に優れている

一般的なトランクルームには、ビルやマンションのフロアを区切って提供する「屋内型」と、屋外にコンテナなどを設置してスペースを提供する「屋外型」があります。

広さの割に価格が安いのが屋外型のメリットですが、屋外にあるコンテナ内に荷物を収納するため、温度、湿度、セキュリティの面で不安があります。

 

その点、宅配型トランクルームを含む屋内型は、元々がビルやマンションのフロアなので、エアコン完備で温度、湿度管理がしっかりとしているところが多いです。

またセキュリティ面でも管理人を常駐させていたりしますが、特に宅配型トランクルームの場合は利用者も含め、外部の人間が収納スペースに出入りすることがないのでセキュリティ的にも理想です。

 

 

スマホアプリなどで預けた荷物を管理できる

宅配型トランクルームの中には、ダンボールに詰めて送った荷物を仕分けし、撮影、データベース化してスマホアプリなどで管理できるようにしてくれるサービスを提供しているところもあります。

仕分けや撮影はスタッフがやってくれるので、利用者はダンボールに詰めて送るだけです。

荷物を取り出すときも、アプリから写真を選んで指定するだけで自宅に届くので、非常に便利で快適です。

 

 

宅配型トランクルームのデメリット

スマホと時間

 

荷物の取り出し料がかかる場合がある

宅配型トランクルームの場合月額の保管料の他に、荷物を取り出す際にも料金がかかります。

宅急便などを利用するので仕方ないのですが、預ける時の料金に比べ倍程度に設定されていることが多くなっています。

そのため頻繁に取り出すとかなりの金額となってしまうため、注意が必要です。

 

 

自分で取り出せず、必要な時にもすぐに取り出せない

宅配型トランクルームの「自分で荷物の出し入れをする必要がない」というメリットは、裏を返せば「自分で荷物を出し入れできない」「必要な時にすぐに取り出すことができない」というデメリットにもなります。

そのため、急に必要となる可能性のあるものは預けない、取り出しを依頼する場合はスケジュールに余裕を持つ、といった対策が必要となってきます。

 

 

実際に利用してみた感想

 

預けたものをリスト化してくれるのは非常に便利

冒頭でもお伝えした通り、買い物好きの我が家では「あれ、こんなもの買ってたっけ?」ということが日常茶飯事。

自分の持ち物を把握できていませんでした。

しかし、収納するだけではなく、預けたものをリスト化してもらえるようになったことで、「同じものを2回買ってしまう」というような致命的ミスもなりました。

 

また洋服や靴などは、スマホアプリの写真を見ながら、「あ、これに合わせて次はあれを買おう」といったコーディネートを考えた買い物プランが立てられるので、非常に重宝しています。

 

 

アウトドアに特化しているところもある

我が家は、友人家族と一緒にキャンプに行くことを趣味としています。

今までは車がなかったので友人の車に荷物を全て積んでもらい、心苦しい思いをしていたのですが、「アウトドアグッズに特化した宅配型トランクルーム」を見つけてからは、気軽にキャンプを楽しめるようになりました。

 

この宅配型トランクルームでは、預けておいたテントやタープ、バーベキューセットなどのアウトドアグッズをキャンプ場へ直送することができます。

受け取り側のキャンプ場の対応も必要ですが、これは非常に助かります。

 

また使ったテントなどは宅急便などを利用してトランクルームに預けるのですが、その後テントやタープをクリーニングして保管してくれるサービスまであるのです。

もちろん有料ですが、アウトドアグッズを常にベストな状態で使うことができ、我が家のようなキャンプ好きには最高です。

 

 

まとめ

最初は、ダンボール1個数百円だからと気軽に試した宅配型トランクルームですが、今ではすぐには使わないものをどんどん預けて、おかげで部屋を広く使えるようになりました。

また何を持っているかスマホアプリのリストで一目瞭然のため、余計な買い物をしなくなり、物欲も抑制。

家計も助かっています。

 

初期費用がかからないので、お試しに気軽に始められます。

「うちはモノが多いなあ」と思っている方、まずはダンボール1個から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

文:友三郎(40代・ファイナンシャルプランナー)

 

 

 

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