今年も夏が到来しました。
こんな時期は、衛生面には特に気を使いたいもの。
カビやヌルつきなどが目立つキッチンまわりは、毎日快適に使いたいですよね。
そんなときに役立つのが、手に入れやすい100均ショップで売られている整理用アイテムたち。
工夫ひとつでキレイに収納ができたり、調理中のちょっとした煩わしさが解消できたりと、様々な商品が用意されています。
一方、種類が多すぎて店頭で欲しいグッズを探すのに苦労するということもしばしば。
今回は事前にwebをチェックしてみつけた、キッチンまわりの技アリグッズをピックアップしてみました。
セリアの「キッチン消耗品収納ケース」
まず気になったのは、セリアで販売されている「キッチン消耗品収納ケース」。
我が家では、小さめサイズのポリ袋やファスナー付きの保存袋などは、ティッシュペーパーのように取り出せるボックス入りのものを使っています。
でも、調理中に使う都合上、濡れた手で扱うことが多いので、次第に紙製の箱がふやけてくるのが気になるところ。
そこで、このアイテムに目が留まりました。
使い方は、ポリ袋などの収納したいものをふたつにたたんで、中の仕切りにまたがせてセットするだけと超簡単。
あまり枚数を入れすぎない方が使いやすいみたいです。
まず、このケースはプラスチック製なので、箱がふやけるという心配はありません。
また、紙製ボックス入りの袋類は、各メーカーそれぞれに独自の規格があります。
よって、箱のサイズや色使いに統一感がなく、同じ引き出しに入れているとどうしてもゴチャゴチャに。
でも、この「キッチン消耗品収納ケース」を使えば、ポリ袋もファスナー付きの保存袋も画一的に収納でき、省スペースで納めることが可能となります。
さらにうれしいのは、大きなゴミ袋にも対応した幅広サイズや大きいサイズもラインナップされているところ。
スマートにしまっておけるうえに、「1枚だけ取り出したいのに何枚も出てきた」なんていうイライラも減らせそうな作りとなっています。
また、バリエーションとしてストローや割り箸にピッタリのサイズも加わったとのことなので、割り箸やストローがゴチャゴチャと突っ込まれている我が家の食器棚の上から2番目の引き出しも、キッチリ整理整頓することができそうです。
参考:ポリ袋を整理整頓!セリア「キッチン消耗品収納ケース」が優秀♪
https://matome.naver.jp/odai/2148887806801431201
参考:知ってる?セリアの「消耗品ケース」に新色・新サイズが登場!
https://locari.jp/posts/127342
棚板ホールドでビシッと立つセリア「仕切れるン棚」
続いてもセリアで買える「仕切れるン棚」。
キッチンの戸棚や食器棚を仕切ってくれる、ブックエンドのようなアイテムです。
この商品の一番の特長は、L字型に立っているだけのブックエンドと違って、棚板にガッチリ噛ませてセットすることによってビシッと立つところ。
見るからに倒れにくそうです。
対応する棚の厚みは約1cm~1.8cmと幅広く、棚との接触部分にはアジャスト性を高めてキズ防止にも役立つクッションシートを採用していたり。
このあたり、100円とは思えない作りの良さを感じます。
いくつか購入して、収納しているものに合わせて「ピタッ、ピタッ」と仕切れば、ちょっとしたものがしまえるくらいの収納スペースも生まれてきそうです。
先にご紹介した「キッチン消耗品収納ケース」と合わせて使うシーンも早速目に浮かんできますね。
参考:セリア「仕切れるン棚」の収納アイデア・活用法をご紹介。キッチン棚の整理におすすめ
https://www.spoonhome.com/seriakitchenshelfkokubo/
ダイソーの「マグネットでくっつく 窓つき便利ケース」
次のおすすめはダイソーで、「マグネットでくっつく 窓つき便利ケース」。
底面にマグネットが仕込まれた、直径9cm、高さ3.5cmほどの円柱形のケースで、ねじって開けるスタイルのフタには透明なアクリルの窓が開けられています。
この商品がいいなと思った点は、中身の見えるフタ。
パッと見て、瞬時に中身が判別できるのが良いですね。
冷蔵庫のドアにマグネットで「ペッタン」と付けて、輪ゴムやお弁当用のピックなどを収納しておくのによさそうです。
この手の缶ケースでフタが透明になっているものは、意外とありそうでないのではないでしょうか。
輪ゴムがこぼれるほど掛けられたマグネットフックが3つも“ペッタン”されている我が家の冷蔵庫のドア。
ぜひこの「マグネットでくっつく 窓つき便利ケース」で、スッキリさせてみたいと思います。
参考:ダイソーのヒット商品!「マグネットケース」でキッチン小物をおしゃれに収納♪
参考:真似したい♡ダイソーマグネットケースの便利&お洒落な収納術まとめ♪
https://matome.naver.jp/odai/2148705606153859101
引き出し上部のデッドスペースを活用「突っ張り棒」各社
最後に、各社100均ショップで手に入る「突っ張り棒」。
キッチンまわりでの活用アイデアをみつけたので、いくつか紹介します。
まずは見落としがちな、コンロ下によくある深型の引き出しを有効活用する方法。
この引き出しは、鍋やボウルなどの収納を想定して、深さのある作りとなっていることが多いと思います。
深さがある分、上部にデッドスペースが生じがちです。
その部分に「突っ張り棒」を2~3本渡してみると、簡易的な棚ができあがります。
強度的に不安があるので、鍋やフライパンを載せることは難しいかもしれませんが、鍋ブタやラップ、ホイル類などをしまっておくのには便利ですね。
この簡易的な棚は、キッチン上部の戸棚や食器棚など様々なところに応用が効くので、スペースをみつけたらぜひ試してみてください。
また、「突っ張り棒」をシンクの上のスペースに渡せば、水切りラックとしても活用できます。
さらにS字フックを2つ使って下に棒を渡し、キッチンペーパーホルダーをつくることも可能。
このSフックと「突っ張り棒」の組み合わせは拡張性が高いので、突っ張り強度と相談しながら、お玉を掛けたりふきんを掛けたり、いろいろと応用が効きそうです。
ひと工夫して布と組み合わせれば、キッチン家電や水切り棚の目隠しを作ることも可能ですが、この場合はコンロの火や熱が影響する場所には用いることがないよう、十分安全確認をお願いします。
ほかにも、「突っ張り棒」を食器棚の引き出しや戸棚のなかに渡せば、仕切りとしても使えます。
強度を確認する必要はありますが、冷蔵庫や冷凍庫の引き出しのなかにも突っ張り棒を上手に使ってキレイに整頓することができるので、ぜひあれこれチャレンジしてみてください。
以上、webをチェックしてみつけた、キッチンまわりの収納に評判のいい100均グッズやその使い方をまとめてみました。
いろいろと試行錯誤を繰り返して改良を重ねてきた経緯がうかがえる、技アリ100均グッズの数々。
そのクオリティはさることながら、どれも100円というコストパフォーマンスの高さには頭が下がります。
100円だから試しに買えるし、100円だから簡単に大量購入も可能。
今回リストアップしたアイテムはもちろん、自分なりのベストバイを求めて、近いうちに100円ショップ巡りをしたいと思います!
文:松田朝九(40代・フリーランスコピーライター)