住宅地の多い大宮エリアは、大小合わせるとかなりの数の公園が点在しています。
整備されている住宅街であれば、歩いて行ける範囲には必ずといっていいほど公園がありますね。
夏休み、できればお金のかからないところで思いっきり遊ばせたい。
お買い物の帰り少し時間ができたから、ちょっと寄っていきたい。
わざわざ行くからには、広さや設置されている遊具の種類・数、自転車などの練習ができるかなど、ママのチェック項目は厳しいですよね。
今回は2児の母である筆者が、今年の夏休みに行きたいとっておきの公園をご紹介します。
【番場公園】子どもの年齢に合わせた3つのプレイゾーンがある大型複合遊具
大型の複合遊具と芝生広場、ターザンロープなどがバランスよく配置されているのが「番場公園」です。
駐車場が分かりやすくてアクセスしやすい
番場公園は新大宮バイパスに隣接しており、鴨川沿いの細長い敷地に展開しています。
新大宮バイパスから入る場合は、日進南交差点を目印にして宮原駅西口方面に入るとよいでしょう。
駐車場は公園北側の多目的グラウンド沿いにあります。住宅街から多目的グランドを左側にみながら沿うように通り抜けると駐車場入り口となります。
比較的わかりやすく、駐車もしやすいです。
40台分ほどの広さとなるので、平日はかなり余裕をもってとめることができます。
ただし土日などの休日は、野球やサッカーの試合などで多目的グラウンドが使われることも多く、駐車場も混み合う可能性がありますのでご注意ください。
子ども広場の大型遊具に子ども大興奮!
駐車場から公園内に入るとすぐに遊具のある子ども広場があります。
中央には大きな複合型遊具があり、就学前の小さな子どもから小学校高学年くらいまでが楽しく遊べます。
大型遊具は3つのエリアに分かれていて未就学児・小学校低学年・小学校高学年の子どもたちがそれぞれの身体能力に合った遊びを楽しめるよう工夫されているのが特徴です。
とはいえ、子どものことなのでエリア関係なしにさまざまな仕掛けを幅広く楽しんで遊ぶことが多いです。
体の小さい未就学児の場合は、地面からの高さがある高学年ゾーンで遊ぶとき保護者が見ておいたほうがよいとおもいますが、体が少し大きくなればそんなに心配する必要もないでしょう。
少なくとも筆者の息子(年中)は、エリアお構いなしにガンガン遊びまわっています(笑)。
また子どもたちに大人気の遊具がターザンロープです。
どこの公園でも休日にはターザンロープ待ちの列ができます。
これがあるとないとでは、子どもの満足度が大きく違うと筆者は実感しています。
この公園にもターザンロープがあるので、大型遊具→ターザンロープ→大型遊具→ターザンロープ、と延々ローテーションを繰り返しながら飽きずに遊べるようです。
トイレや水道、自販機が子ども広場の近くにあって便利
子どもはとにかくトイレが近いです。
そして遊んでいる合間におやつを食べたがったり、ジュースを飲みたがったりもします。
広い公園でトイレや手洗い場などが離れていると、とても面倒なおもいをしますよね。
この番場公園はそんなママたちの声が聞こえていたのか、子ども広場のすぐ目の前にトイレがあり、その近くに手洗い場もあり、さらには自販機も設置されています。
かゆい所に手が届く、とはまさにこのことでしょう!
遊具でめいっぱい遊んで汚れてしまった手もすぐに洗っておやつを食べさせることができますし、目が届く距離にトイレがあるのでひとりでも安心して行かせることができます。
細かいことではありますが、このような設備が整っているととても便利に感じるものです。
【公園情報】
番場公園
(住所)埼玉県さいたま市北区日進町2丁目3丁目内
(TEL)048-623-0505 ※三橋総合公園管理事務所
(公式サイト)http://blog.sgp.or.jp/findpark/kita/bamba.shtml
【三橋総合公園】フィールドアスレチックと海賊船型大型遊具でめいいっぱい遊べる
大宮エリアのなかでも大型の公園として知られる「三橋総合公園」。
運動場やテニスコート、体育館、屋内プールなどのスポーツ施設が充実しています。
250台以上の駐車場が完備!
休日にはスポーツ大会やサークル活動などで多くの人が利用する公園とあって、駐車場の規模も大きいです。
平日はイベントがない限りは空いているのでスムーズに駐車できますが、土日などの休日は利用者が多いので多少混雑することがあるかもしれません。
とはいえ、午前中や夕方などは比較的空いているので、時間帯さえ工夫すれば大丈夫でしょう。
めいっぱい遊んで眠くなった子どもを歩いて連れて帰るのは、ヘロヘロの本人はもとより、親にとってもなかなかツライものがあります。
15kg以上にもなる子どもから「抱っこして~!」などといわれるとこちらが泣きたくなります。
帰りのことを考えると車が使えるのはとても便利ですよね。
広い芝生広場と大型遊具にアスレチック。100円で遊べるバッテリーカーも
公園北側の駐車場を抜けると右側に噴水広場がでてきます。
その先、右手に見えてくるのが屋内プールです。
入り口付近に券売機があり、ここで利用券を購入すればだれでも入ることができます。
大人は430円、子どもは210円、未就学児は無料です。
もちろんコインロッカーもありますよ。
屋内プール場を過ぎるとすぐ右手に小さなサーキットがあります。
ここでは100円入れてバッテリーカーで遊ぶことができます。
少し前までは4台ほどあったようなのですが、筆者が息子と一緒に訪れた際には、バスとパトカーの2台でした。
大きなスペースとは言えませんが、十分楽しめます。ウチの子たちは必ず「もう1回!」となるので、100円玉数枚の用意が必須です。
バッテリーカーをあとにするとすぐに広がるのがトリム広場です。
ここは芝生の広場となっており、海賊船の形をした大型の複合遊具のほか、フィールドアスレチックが設置されています。
この広場の遊具やアスレチックは新しく入れ替えられているようで、どれもピカピカです。
海賊船の大型遊具はその形から子どもたちが大喜びしそうな感じですが、いろいろな入口出口があってとても楽しそうです。
長さや大きさ的には番場公園ほどではありませんが、まずまずは楽しめると思います。
さらに三橋公園には、フィールドアスレチックが4~5台ほどあります。筆者の息子はこちらのほうに夢中になっていました。
芝生部分が広いので、ピクニック気分で遊びに行くのもおすすめです。
【公園情報】
三橋総合公園
(住所)埼玉県さいたま市西区三橋5-190
(TEL)048-623-0505
(公式サイト)http://blog.sgp.or.jp/findpark/nishi/mihashi.shtml
【七里総合公園】ローラー滑り台つきの大型遊具とフィールドアスレチック
さいたま記念病院の裏手にあるのが「七里総合公園」です。
となりには東宮下小学校があり、のどかな雰囲気の漂うおすすめの公園ですよ。
駐車場までの道のりが分かりにくいので要注意
カーナビに「七里総合公園」といれると七里駅からのルートとして県道105号線から入るよう案内が出ることが多いのですが、じつはこの道から公園の駐車場に入るのは分かりにくいのでおすすめしません。
さいたま記念病院前を通る県道65号線(さいたま幸手線)から入るほうがスムーズでしょう。
県道65号線から大宮大谷郵便局を目指して、東宮下小学校を左手にみながら路地を奥に進むと「七里総合公園入口」の看板があり、駐車場に入ることができます。
駐車場はそんなに大きくはありませんが、28台分のスペースはあるので、とめられなくて困るということもないとおもいます。
もう一つの駐車場は公園の反対側にあります。
フィールドアスレチック、ローラー滑り台つきの大型遊具が楽しい
駐車場を抜けると大きな木製の遊具が見えてきます。
トムソーヤーの木の家を連想させるようなデザインが可愛い遊具に子どもたちもワクワクするでしょう。長いローラー滑り台はやみつきになり繰り返し遊べそうです。
大型遊具の横にはブランコや小さな子ども向けの遊具もあるので、どの年代の子でも楽しめます。
遊具広場を抜けると加田屋川にかかる小さな橋を渡って左手にあるのがフィールドアスレチック広場です。
この橋は川からの高さが少しあるので、小さな子どもは十分注意したほうがよさそうですが、少し大きくなるとちょっとした景色も楽しめます。
下の川をのぞき込めばウシガエルの鳴き声などを聞くこともできて、なかなか趣があるんです。
フィールドアスレチック広場はさほど大きくはなく、長めのターザンロープも設置されていて十分に楽しめます。
フィールドアスレチック広場の反対側は芝生広場が広がっており、川沿いに絶好のお散歩コースが続きます。
幅広い年代に愛されているすてきな公園です。
【公園情報】
七里総合公園
(住所)見沼区大字大谷字八石、大字膝子字見沼
(TEL)048-623-0505 ※三橋総合公園管理事務所
(公式サイト)http://blog.sgp.or.jp/findpark/minuma/nanasato_sougou.shtml
文:MOTSUKO(40代・さいたま市在住ママさんフリーライター)