私には、現在2人の子どもがいます。

6歳の長男が、最近幼稚園でのプール教室をきっかけにスイミングを始めることにしました。

 

でも、今となっては、もう少し前から始めた方がよかったかもしれないと思っています。

今回は、スイミングは何歳から始めるべきか、またスイミングのメリットとデメリットについて、実際に習わせてみた母親目線でご紹介します。

 

 

スイミングのきっかけは、幼稚園で行っているスイミング教室

それまでは夏になると、地元の体育館にあるプールに行ってたまに遊ぶ程度だった我が家。

息子は、現在地元の私立幼稚園に通っています。

息子が通っている幼稚園では、夏季になると年長さんだけバスに乗って、近くのスイミングスクールで1週間に2回ほどスイミング教室に通うという取り組みを行なっています。

 

幼稚園と提携しているからなのか、1回の指導にかかる料金はわずか200円という破格です。

しかも、私が住んでいる自治体の小学校では、授業時間中に特に泳ぎ方を教えてくれるわけではないことが分かっていたので、喜んで幼稚園×スイミング教室の指導を待っていました。

 

生まれて初めてスイミング教室に参加した息子の反応は、割と好感触のようでした。

息子は初めての大きなプールに最初は怖気づいていたものの、いつも遊んでいるお友達とみんなで入ることで抵抗が少なかったのかもしれません。

ところが、夏休みに入るまでの期間しか、幼稚園ではスイミング教室に行かないのです。

 

息子本人もせっかく乗り気になっているし、やらせてみるか…ということで、そのまま幼稚園で使っていたスイミング教室の夏季集中レッスンに通うことにしたのです。

 

 

 

怖くて水に潜れない!実はそんなにプールが好きではなかった息子

スイミング教室の夏季集中レッスンでは、保護者がプールサイドに設置された大きな窓から、自分の子どもが練習している様子を見ることができます。

心配だったので初回だけでも…と思い、息子がスイミングの夏季集中レッスンを受けている様子を見てみました。

 

他の子が次々と水中に潜る中、なかなか水に潜らない息子。

レッスン後、感想を聞いてみたところ、「水にこうやってジャブンと入るのはイヤなの」「耳にお水が入るのがね~、ちょっとね~」と言います。

 

結局、「お顔に水がつくのはイヤ」と、スイミング教室に通うには致命的なことが発覚しました。

たしかに事前に息子は、スイミング教室のことを「楽しい」とは言ってなかった…ということに気づきました。

 

 

水慣れを考えると、スイミングはもっと早くから習っていればよかった

6歳で遅かったなら、何歳からスイミングを始めていればよかったのか…と思い、身近な人の経験談をいくつかきいてみました。

 

3歳からスイミング教室で水遊びから始めていた友人の子どもは、同じ6歳の時にはクロールができていたと言います。

こういうことは他の子どもと比べても仕方がないのですが、スイミングを始めるなら、もう少し早めの段階で始めてもよかったかもしれません。

 

ただ、息子が通っているスイミング教室は、水着も自前でOK(他のところでは、スイミング教室オリジナルのものに指定している教室が多い)という珍しく良心的な価格で済んだということが非常に家計にとって助かりました。

 

子どもの水着

 

元から持っている水着が使えるため、新しくスイミング用の水着を購入する必要がないため、初期費用がとても安く済みました。

毎回スイミング教室までの送迎バスもあるため、毎回送り迎えしなくてもよくて楽だし、安心して通わせることができます。

 

初めての習い事としては、非常にいいことが多かったため、夏季集中レッスンが終わって、継続するかどうかは、改めて家族で相談することになりました。

 

 

やってみてわかった!スイミングのメリットとデメリット

体力がつくこと・初期費用がかかりにくいこと

長い幼稚園の夏休みの間、平日は毎日通い続けた息子。

元々もやしのような体型で、体力もなく、すぐに「疲れた」「だっこして」と言っていたのですが、スイミングを習ってからは体力もつき、丈夫になったことを実感しました。

 

スイミング教室の様子

 

スイミング教室では、かなり体力を消耗してくるらしく、夜はびっくりするくらい早く寝るようになって、寝かしつけに時間がかからなくなったのもよかったです。

前述したように、自前の水着でOKだったため、レッスン料(集中レッスンの場合1週間ごとに4,500円)だけで済んだことで、経済的にも続けやすい習い事だと思いました。

 

 

冬季の風邪リスク・開始年齢が遅いと効果が出にくい

スイミングに行くと、髪の毛が濡れたまま帰ることになります。

暑い夏の時期は、放置しておいても勝手に乾いてくれるのですが、冬季は風邪をひきやすくなることもあります。

 

また、息子は6歳からスイミングを始めましたが、水に対する態度(怖い、楽しいなど)が固まる前の段階で習い始めないと、やっている子ども本人が楽しく感じられないというデメリットも体感しました。

 

本当なら水が怖いという認識が出来上がる前の3歳くらいから通っていると、スイミング教室で上手に水慣らしをしてくれるため、上達速度が上がるようです。

 

ただ、スイミングのコーチの先生と息子の相性がとてもよかったらしく、息子は今、水を怖がることなく、積極的に通ってくれています。