皆さんが片付けでつまづくポイントはどこでしょうか?

 

「どこから手をつけていいかわからない」

「なんとなく片付けてみるけど気づけば元通り」。

そんなことはありますよね。

 

その中でも、片付けに最も困るのが「衣類」です。

形やサイズがバラバラ(下着・靴下からコートまで)だったり、使う頻度もバラバラ(毎日使うインナー類、夏・冬服がごちゃ混ぜ)だったり、大変ですよね。

 

でも、じつは「片付けの基本」はたった3ステップ。

さっそく、この3ステップに沿って片付けていきましょう!

 

 

片付けの基本は集めること

まずは、「一箇所に集める」です。

このとき、クローゼットの中・床に落ちてるものなど、全て回収してください。

あとから「あ、こんなところにもある」となると片付けのモチベーションが下がります。

 

 

3つのグループに分けてみよう

洋服について悩んでいる写真です

 

次に衣類を3つに分けていきます。

①「今、着ているもの」

②「古い・着られないもの」

③「迷う・着ていないもの」

 

①「今、着ているもの」は、そのままでOKです。

ひとつだけ肝に銘じてほしいのは「本当に着ている服」であること。

「買ったばっかりだし、来月着るかも」、「いつかは着るかも」といったものは思い切って、③「迷う・着ていないもの」に分類してください。

 

①がまとまったら、さらにそれを2つに分類します。

・よく着るもの……「吊るす」収納へ

・たまに着るもの……「たたむ」収納へ

 

片付けの時間をできるだけ減らし、また着用頻度の高い服を見つけやすくするために、よく着る服は「畳まない」というのもひとつの工夫です。

 

②「古い・着られないもの」については、今すぐ処分しましょう。

処分方法は、捨てる、売る、寄付するなどなんでもOKです。

片付けの情熱が冷めないように、遅くても一週間以内には取り組みましょう。

 

③「迷う・着ていないもの」は、再度見直してください。

迷う理由が、もらったものだから、まだ一度も着ていないから、であれば処分することをおすすめします。

思い入れがある服や一度も袖を通していない服も、今まで着ていないのであれば、今後も着る機会はほとんどありません。

もらった人や、買ったときの喜びに感謝して、潔く捨ててしまいましょう。

 

 

所有する上限を決めよう

クローゼットの中のハンガーの写真です

 

そして、もっとも重要なのが「所有する衣類の上限を決める」ということ。

 

実は、せっかく服を分類しても、持っている服が多いと片付けの手間は永遠とかかります。

そう、片付けがなかなかできない、と思っている人の多くは、持ちすぎの傾向があるのです。

 

ここでは「数の決め方」を2つ紹介します。

 

―――吊るすタイプの決め方―――

一番手っ取り早いのは「ハンガーの数を決めてしまう」ことです。

服の枚数は20枚、と決めても毎回、何着持っているか数えるのも面倒ですよね。

必要なハンガーだけ揃えてしまえば、服を数える必要もありません。

「これ以上服が吊るせないな」と思ったら都度、服の数を見直していきます。

 

―――しまうタイプの決め方―――

こちらは「収納ボックスの数を決めてしまう」ことです。

ハンガーのときと同様、数える手間を省くのが目的です。

ただし、入れようと思えば入れてしまえるのがボックスの特徴。

あまりにもパンパンに詰め過ぎて、取り出すときに溢れる、なんてことがないように気をつけたいですね。

 

まとめ

いかがでしたか?片付けの基本は3ステップ。

 

1、集める……片づけるべき衣類を一か所に集める

2、分ける……「今、着ているもの」「古い・着られないもの」「迷う・着ていないもの」

3、決める……「吊るす」「しまう」それぞれ衣類の上限を決める

 

ちなみに、脱いだ服の置き場所にも要注意。

服を脱いだらすぐ、ベッドやソファの上や、床に置きっぱなしにしていませんか?

すぐにハンガーにかける、洗濯かごに入れる。

その一手間であなたの部屋は見違えるように変わるはず。

 

さあ、さっそく片付けを始めましょう。