ペットを飼っている方、これからペットを買いたいな~!と思っている方も多いと思います。
最近はペット可の賃貸物件の需要も多くなり、その数も以前と比べると格段に増えました。
しかし、せっかくペット可の物件であっても、残念ながらペットを飼うには適していない環境である場合があります。
そこで、今回はペットと一緒に暮らしやすい快適な環境をご紹介します。
ペットOKの物件を探す時、何を考えた方が良いのか?何が心配なのか?
家族で暮らしている人に限らず、一人暮らしでも当てはまるポイントとなっています。
ぜひ、これからペット可のマンション・アパートを探す際に、参考にしてください!
ペットOKのマンション・アパートを探す時のチェックポイント4つ
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近くに快適に散歩できる道があるか?
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病気や怪我をした時すぐに診てくれる動物病院はあるか?
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一時預かり、ペットホテル、しつけ教室は近くにあるか?
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(犬の場合)ドッグランは休日に行ける距離にあるか?
平日、安心して散歩できる環境を選ぼう!
犬にとって一番大切なことは、やはり日々の散歩ですね。
仕事や学校がある忙しい平日でも、朝夜、ペットと飼い主が安全に散歩できる環境にある物件を選ぶことが理想です。
まずは、車や歩行者の交通量が多い道は、ペットにとってもストレスになり安全とは言えません。
また、車道へ飛び出てしまうなどの事故を未然に防ぐことも大切です。
オススメは、車が入れない遊歩道。ペットも人間もゆっくり散歩を楽しむことができます。
私の実家マンションでも犬を飼っていますが、近くの遊歩道で毎日散歩させています。
あまり広くないマンションやアパートでも、毎日しっかり散歩ができれば犬の健康を保つことができます。
もちろん、ウォーキングは飼い主の健康や気分転換にももってこいですね。
ペットの病気・怪我・老後のことまで考えていますか?
犬は平均寿命が10年以上と長く、高齢になると介護が必要になってくることも想定しておかないといけません。
年をとるごとに病気のリスクも増え病院へ通う回数も増えてきます。
その際に信頼のおける動物病院が近くにあると、いざというときも安心できますよね。
一時預かり、ペットホテル、しつけ教室はご存知ですか?
ペット可の物件数はどんどん増えてきていますが、ペット可の宿は残念ながら、まだそこまで普及していないのが現実です。
家族で旅行をする際、どうしても泊まりたい宿がペット不可だった場合どうしますか?
友人や親戚に預けることができない方もいると思います。
そこで、ペットホテルが近くにあれば気軽に利用でき、とても便利です。
また、ペットホテルはホテル業だけではなく、トリミング施設も併用しているお店が多いので、普段から行きつけにしておくとペットもスタッフに慣れるので、旅行の際も安心して預けることができます。
私の実家の犬は寂しがり屋で、一匹で留守番ができません。
家族全員で食事やお出かけとなると犬を置いていけないので、とても不便です。そんな時、便利な一時預かりサービスを利用しています。
ちなみにぺット可の物件でも最低限のマナーとして、鳴き声はなるべく外に漏れないようにする配慮は必要です。
そこで、しつけ教室が近くにあると、犬が不用意に吠えないようプロが指導してくれるので便利です。
ドッグランを利用してみましょう!
学校や仕事がある日は、なかなか散歩に時間を費やすことが難しい人も多いと思います。
普段はどうしても朝や夜、数分程度しか散歩へ行けないという人は、ぜひ休日に近くのドッグランを利用してみてください。
普段はリードで繋がれて自由のない犬が唯一、外で思いきり羽を伸ばして自由に走り回れる場所がドックランです。
意外と公園の一画などにもあるので、ぜひインターネットでチェックしてみてください。
ペットと暮らしたい!でも、ここが不安……
ストレスが多い社会から家へ帰宅すると、かわいいペットがあなたの帰りを喜んで迎えてくれる。
それって幸せですよね!
筆者も実家のマンションで長年ダックスフンドを飼ってきたので、可愛いペットにどれだけ心が満たされ、癒されることかよーくわかります。
そもそも、室内で飼えるペットとは?
まず、ペットというと頭に思い浮かぶのは「犬」「猫」「鳥類」「ハムスター」「うさぎ」「フェレット」「モルモット」「亀」「魚」。
この辺りが多いですよね。
もし、一軒家に住んでいるのならば、ペットと暮らす問題は少ないかもしれませんが、マンションやアパートでペットを飼う場合、いろいろな不安が頭をよぎることでしょう。
どんな心配があるのか?
実際にマンションやアパートで飼っている人の話から、よく聞くトラブル例をあげると・・
[賃貸の場合のみ]
・ペットの臭いや引っかき傷などで退去時に高額な原状回復(最初の状態に戻すこと)費用を要求されるのでは?!
[賃貸もしくは購入の場合]
・ペットの鳴き声やベランダや共有部分での糞尿などが原因による他の住民とのトラブル
この2つが主な不安要素だと思われます。それでは、次にその解決法を提案します。
1、マンション・アパートの他の住民とのトラブルを避けよう!
まずは、トラブルにならない為に十分にマンションやアパートの規則やマナーを守ることです。
他人の気持ちになってみること、これが意外と忘れがちですが、とても大切なことなんですね。
自分がこれぐらい大丈夫だろうと思っていることも他の人には迷惑なことだったりもします。
難しいのは、その判断と「ここまではやって良いこと・ダメなこと」の境目だと思います。
ペットを飼いたくても、実際には自分や家族が動物アレルギーで飼えない人も多いのです。
人間ですから誰でも羨ましいという気持ちから、妬みやネガティブな感情が生まれてしまうこともあります。
そんな小さなきっかけから、トラブルになるケースもあります。
周りの住民との人間関係は大事にしましょう!
2、少し面倒でも、自分ができる限りの工夫・努力をしてみよう!
と言っても、かなりざっくりとしているので、わかりやすく例をあげます。
玄関を出てから外へ出るまでの共用スペースでは抱っこする
これは、共有スペースの廊下や玄関で糞尿をしてしまうかもしれない可能性を考慮したものです。
実際に筆者の実家マンションでも、共有スペースに液体の跡があると、まずは犬が疑われてしまうという苦い経験がありました。
正体は、もしかしたらゴミから垂れた液体かもしれませんが、疑念は晴れません。
そんな時にも普段から必ず抱っこしているという複数の住民からの証言は心強いものとなります。
ペットは生き物ですから、どんなに飼い主の指示を聞くペットでも、病気だったり高齢が原因でどうしても外へ行くまでに待てないこともありますよね。
抱っこするだけで、そのリスクが減ります。
それから、抱っこが良いもう1つの理由は、狭い廊下での噛みつき防止の為でもあります。
「うちのこに限って、噛みつくなんてことは絶対にないわ!」と思われる方もいるでしょう。
でも、動物に限って「絶対にない」ということはないんです。
今までは、なかったかもしれません。
でも、残念ながら、その気持ちは言葉にできないので、私達には完全には理解することはできません。
悲しい事故が起こる前に未然に防ぐことが大切になります。
よく吠える犬は、しつけ教室へ連れていこう!
犬が吠える時は、必ず理由があります。
犬は人間のように話すことができないので、吠えます。
本来なら自然に吠えたい時に吠えさせてあげられる環境があれば、もちろんベストなのですが、都心の住宅地ではそれは難しいですよね。
そこで、プロにお願いしましょう!
筆者の実家の近所には、警察犬の育成をしているお宅があり、そこでペットとして飼われている犬のしつけ教室も行っています。
吠える場合は、窓を閉めて、空調管理を徹底しよう
動物は気温など環境に敏感です。
空気清浄器などを利用するなど清潔な空気環境を保って下さい。
暑い時は冷房、寒い時は暖房が必要な動物もいます。
必ず、その動物に合った環境をきちんと調べて、快適な環境をつくってあげて下さい。
動物は人間の言葉を話せない分、配慮してあげましょう。
防音パネル・防音シート・防音コルクなどを活用しよう
騒音は、ペットに限らず、近隣の工事の音、道路を走る車の音、楽器の演奏、子供の騒ぐ音、隣や上の住民の生活音など様々な音が私達を不快にさせる原因となる場合があります。
そこで、最近「吸音材」や「吸音パネル」などと呼ばれる不快な音を吸収してくれる便利なアイテムが発売されています。
部屋の大きさや内装に合わせて選ぶと良いと思います。
ここまでは、ご自分でできる工夫とちょっとした気遣いの提案でしたが、次は
タイトルにもある「ペットOK物件を選ぶコツ」の話題に戻ります。
3、「ペットOK物件に限った検索サイト」を利用してみよう!
最近では実際に不動産屋へ行かなくても、インターネットで物件探しをする方も多いと思います。
「ペット 可 物件」と検索するだけで、ペットOK物件専用のサイトが見つかります。
中には、住みたいエリアからの検索だけではなく、「大型犬が飼える賃貸」や「多頭飼いできる賃貸」などを条件に探すことができるサイトもあります。
4、「ペット共生型賃貸住宅」って、ご存知ですか?
ペットを飼うことを前提とした賃貸の部屋を用意している不動産も出てきました。
飼い主だけではなく、ペットにも快適な暮らしができる専用設備が整っていることが一番のオススメポイントです。
共生型の部屋を選べば、賃貸契約の終了時に敷金から差し引かれる原状回復費が安く済みます。
その理由は、共生型の部屋には最初からペットが傷つけそうな下の壁紙と上の部分を分けて貼ってあったりするので、張り替え部分が小さく済むことで、復元する費用を少なく抑えることが可能です。
また、中には「イオン発生機」などが寝室の天井に設置されている部屋もあります。
脱臭効果と清潔な空気を常に保つことができるシステムは、ペットの臭いが気になる人には最高の設備となりますね。
さらに、建物内の共用スペースにも犬の足洗い場が設置されていたり、住民専用ドッグランが付いていたり、飼い主同士が交流できるスペースまであるマンションは至りつくせりで快適な環境なんです。
5、ペット連れに配慮したマンション・アパートを選ぼう!
今ご紹介した「共生型住宅」は物件数も多くないので、条件に合わない人も少なくないと思います。
そこで「共生型住宅」ではなく、普通のペットOK物件でもペット連れに配慮されたマンション・アパートがあることも忘れないでください。
特に築年数が浅い新しいマンションが狙い目になります。
エレベーターに「ペット乗ってます」ボタンがある!
今はそんな便利なシステムが付いたエレベーターまであるんですね。ペットと一緒にエレベーターに乗った場合、中で「ペット」ボタンを押すと外からペットが乗っていることが分かり、動物アレルギーがある人や苦手な人がそのエレベーターに一緒に乗ることを避けることができるのです。
エレベーターのドアが開いてからペットが乗っていると分かり、「あ、やっぱりいいです。動物が苦手なので、先に行って下さい」とは飼い主に面と向かっては、なかなか言いにくいものです。
周りの住民とのトラブル回避に一役買ってくれますね。
6、契約前にしっかりマンション・アパートの規約を確認しよう!
当たり前のことですが、契約してから「えっ、知らなかった」では契約者の方に非がある、と言われても反論する立場にありません。
十分に気を付けて確認して下さい。
7、他の住民とトラブルが起きたら放っておかないで、管理組合や管理会社に相談しよう!
管理組合や管理会社に相談しても、何も対応してくれなかった場合は、各地域に設置されている「消費者相談センター」や「宅建協会の法律無料相談」などに相談してみることもできます。
もちろん、お財布に余裕のある方は弁護士に依頼するのも1つですが、そこまでこじれた場合は引っ越す方が手っ取り早いかもしれません。
世の中には数えきれないほどの物件があるので、もっと良い部屋を探しましょう!
さいたま市内でオススメのエリアはここ!
ずばり、JR埼京線・中浦和駅の周辺です。都心へのアクセスも良好で、新宿まで30分!
中浦和駅の近くには広い別所沼公園もあり、犬と暮らすのに最適な環境が揃っています。
◆「SJDフレンズドッグクラブ」(中浦和駅から徒歩10分)
ドッグラン、ペット幼稚園、ペットホテル、しつけ教室、トリミング
TEL:048-855-9898
所在地:埼玉県さいたま市桜区西堀8丁目8-4
◆「ワンワン広場ワンクル」(中浦和駅から徒歩6分)
ドッグラン、ペット保育園、ペットホテル、トリミング、ドッグカフェ
TEL:048-749-1408
所在地:埼玉県さいたま市桜区西堀1丁目12-3
◆「レインドッグス」(中浦和駅から徒歩13分)
散歩に最適な別所沼公園の目の前にある、ドッグカフェ
TEL:048-699-9462
所在地:埼玉県さいたま市南区別所4丁目5-15
◆「WooPeeCafe」(中浦和駅から徒歩16分)
ドッグカフェ
TEL:048-866-6767
所在地:埼玉県さいたま市浦和区仲町4丁目11-11レインボー仲町1F
◆「ノイエ動物病院」(中浦和駅から徒歩6分)
TEL:048-837-1262
所在地:埼玉県さいたま市桜区西堀3丁目3-16
◆「タック動物病院」(中浦和駅から徒歩6分)
TEL:048-864-1299
所在地:埼玉県さいたま市南区関1丁目13-6
◆「ダクタリ浦和動物病院」(中浦和駅から徒歩7分)
TEL:048-866-9833
所在地:埼玉県さいたま市南区別所5丁目14-25ミリオンパーク1F
◆「別所沼どうぶつ病院」(中浦和駅から徒歩8分)
TEL:048-711-8039
所在地:埼玉県さいたま市南区別所3丁目38-29
ペット目線で物件を選べば、ペットも人もハッピーに
いかがでしたか?
動物によっては飼い主よりも長生きする場合もあります。
最期まで責任をもって飼えるかどうか?
家族とよく話し合ってから、ペットを飼っていただきたいと思います。
近年ペットに関して近隣の住民とのトラブルが多発しているのも悲しい現実です。
ペットは可愛い家族です。
でも、そのトラブルによって大切なペットを手放すことになったりしないように、ペットが路頭に迷うことにならないように、心に誓って飼ってほしいものです。
今回ご紹介したさいたま市は、比較的閑静な住宅街が多いので、交通量の多い大通りを避ければ、緑の多い公園も多く見つけることができます。
中でも、中浦和は本当におすすめです。
もちろん、さいたま市には他にも住みやすいエリアはたくさんありますので、ぜひいろいろ調べてみてくださいね。
少しでもペット目線での物件選びを心がけてみると、きっとペットも人も、幸せに暮らせると思います。
※お店等の情報は掲載当時の情報です。予めご了承ください
【出典サイト】
ペットホームウェブ
https://www.pethomeweb.com/chintai/kanto/
へーベルROOMS
http://www.afr-web.co.jp/hebel-rooms/feature/petkyousei/facility/index.html/
防音シート
https://item.rakuten.co.jp/e-mondo-shop/10018/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000237
【追記】2018年6月22日