持たない暮らしを始めて一番気に入っている環境は、自分のデスク周りです。

仕事場でもあるデスク周りは、気を抜けば物で溢れてしまいがちです。

 

でも、持たない暮らしを始めて、随分心境や生産性が変わりました。

とても気持ちよく、机に向かえています。

今回は、ぼくのデスク周りの環境をご紹介しながら、手放した物と残している物についてお話していきます。

 

 

持たない暮らしを始めたきっかけ

ぼくが持たない暮らしを意識したのは、引越しがきっかけでした。

それまで、物に溢れた生活をしていたので、心機一転を目指したのです。

なぜ持たない暮らしに憧れたのか。それは大規模な片付けをした後、仕事の生産性が上がったからです。

 

ぼくのデスク周りは、本や資料、パソコン周辺機器やケーブル類で溢れていました。

また、飾り物や収納ボックス、趣味の物もたくさん。

目に入る物が多いデスク環境で、仕事や作業をしていたことを覚えています。

 

そんなデスクで仕事をしていたのですが、片付けした環境で仕事をした時、とても集中できたのです。

視界に入るのは、必要最低限の物だけ。そんな環境のおかげで、いつの間にかデスクの前に座ると、落ち着くようになっていました。

 

それまでの環境と比べ、かなりシンプルなデスク周りに。

そもそもパソコンひとつで仕事ができるので、必要な物も案外少なかったんですよね。

こうして、ぼくは持たない暮らしを始め、現在も物を増やさない生活を続けています。

 

 

デスク周りの持たない暮らしルール

 

持たない暮らしを始めるにあたって、いくつかルールを決めました。

実はこれまでも持たない暮らしに憧れていたことはあったのです。

ですが、いつの間にか物に溢れるようになってしまったという失敗経験があります。

そこで今回は持たない暮らしを維持するため、ちゃんとルールを決めました。

 

  • 置いてもいい本は一冊まで
  • 趣味の物は一切置かない
  • 毎日使わない物は置かない
  • 紙類は別の収納スペースに置く
  • ケーブルは3本まで

 

正直ぼくのデスクは小さいので、物ですぐに溢れかえってしまいます。

なので、ちゃんとルールを決めておかないと、すぐにごちゃごちゃとしてしまうのです。

このルールのおかげで、デスク周りはかなりスッキリした状態がキープできています。

気を抜いて物を置くようなことも減りましたし、掃除もすごく楽なので気に入っています。

 

 

持たない暮らしを始めて感じたメリット

 

持たない暮らしを始めて、事実、現在まで継続できています。

今では、デスク周りが散らかることもなく、いつもスッキリした環境でパソコンに向かえています。

続けてみて感じたメリットは以下。

 

  1. 物を買うことが減ったので節約できた
  2. 作業に集中できるようになって、仕事効率が上がった
  3. 掃除が楽なので、こまめにきれいにするようになった
  4. デスクに向かうのが好きになって、生産性が上がった
  5. 物自体が減ったので、結果的に家の中の整理整頓もできた

 

中でも「物自体が減ったので、結果的に家の中の整理整頓もできた」というのが、個人的には大きいです。

デスクを片付けるだけで、他の場所がごちゃごちゃしてたら、持たない暮らしに程遠くなってしまいますよね。

でも、所有物を減らしたことで、結果的に家全体の私物を減らすことができたのです。

 

デスク周りは、自分の生活の中心。

その中心を片付けることにとって、相乗効果的に周りの物も整理整頓することができたっていう感じですね。

かなりスッキリしているので、持たない暮らしは今後も突き詰めていきたいなと思っています。

 

 

持たない暮らしで快適環境を作ってみませんか?

今回は、持たない暮らしを実践しているぼくのデスク環境について、ご紹介しました。

デスク周りがごちゃごちゃしているという人は、ぼくが感じているメリットを参考に、ぜひ持たない暮らしにチャレンジしてみてください。

 

デスク周りに関してご紹介しましたが、ぼくはこれは、生活スペースのどこにでも応用できると考えています。

みなさんの家にも、どうしてもごちゃごちゃしてしまう場所ってありませんか?

そういうところって「いつか使うかもしれない」「便利そうだからとりあえず置いてる」みたいな物が多いと思うんです。

 

確かに、あると助かることもあるかもしれません。

でも、いつも使わないのであれば、おもいきって収納に戻しておくことをおすすめしたいです。

 

それだけで気分はスッキリするし、余計な物が目に入らないので、落ち着く環境が出来上がります。

片付けが苦手なら、おもいきって捨ててみたり、フリマアプリなどで売ってもいいと思います。

そして、無駄遣いを減らす。

快適な環境を作って、過ごすスペースをどんどん心地よくしていきましょう。


文:シンプリー(30代・元商社マン、現WEBライター)