結論から言うと、捨てられなかった愛しの漫画たち。

一度は処分を考えたものの、結局捨てない道を選択。

結論に達するまでの苦悩と正当化の日々を振り返ってみました。

 

単行本だけじゃなく、雑誌も。よくこれだけ「たまった」ものだと自分でも感心するほどの量。

中には高値で売れる希少本も少なくない。

いっそのことお金に換えてしまえば気も楽なのに、なんて。

 

これからの時代はデジタルが主流。今後電子漫画に変更すべきかどうかも悩みどころです。

 

 

 

苦悩の日々

実は我が家は一部屋まるごと漫画置き場だった。

壁面には窓と扉以外は書棚でギッシリ。それでも足りずにあちこちに乱雑に積み重ねられた漫画たち。

 

元来キレイ好きの僕は、この状態があまり好きではない。

今まで何度も処分を考えたが結局処分保留のまま先延ばしに。

 

 

自分はコレクターでもマニアでもないと自認していたが、どうみてもコレクターだった

漫画

 

僕は、少年時代から漫画が大好きだった。

一時は漫画家になろうかとも思ったぐらい漫画にのめり込んだ。

特に漫画を集めようと思ったことはない。どちらかというと始まりは「捨てられない」だったと思う。

漫画は小説なんかと違い1冊で完結するということは、ほとんどない。

 

こち亀とゴルゴ13だけで、合計400冊近くになる。

100巻以上発刊されている漫画を揃えると相当な数になる。

 

僕も蔵書を数えたことはないが、優に1万は超えていると思う。ここまでくると数える勇気もない。

自覚はまったくないのだが、どうやら僕は重度の漫画コレクターらしい。

 

漫画と一口に言っても単行本だけじゃあない。

雑誌だってドッサリある。こちらは単行本以上にかさばるので余計に場所をとる。

重さにしたらどの位になるだろう。床が抜けないかがずっと心配だった。

 

 

世の中はデジタル化へまっしぐら。「コレクション」はここらが潮時か

世はデジタル化全盛期。もう後戻りはないだろう、というのは理解している。

当然漫画もいずれは完全デジタルになるのかもしれない。

 

そうなるとコレクションという概念はどう変わるのだろう。

デジタルの世界では読む権利を買っているだけなので自分には所有権がないらしい。

 

そうなると、パソコンやタブレットの中に自分のコレクションを持っているはずが実はそうじゃない、なんてコレクター泣かせの時代になるのだろうか。

そろそろ漫画収集も潮時、と考えたほうがいいのだろうか。

 

 

手放すという選択

処分

 

膨大な量の漫画たちをどうするか。将来も見据えてしっかり処理しなければ。

そこで、まずは手放すという選択肢について考えてみた。

 

「売る」という手放し方もあるし、「あげる」や「捨てる」という手放し方もある。

漫画野郎としてはどの選択肢も選びたくはないのだが、一応検討してみた。

 

古本屋やメルカリで売るという選択肢

昔は「売る」というと古本屋に持っていって査定してもらって、というのが一般的だった。

しかし、今ではいろいろな売り方や仕組みができていて実に興味深い。ネットを介してユーザー同士で直接売買ができるなんて、なんという便利さだろう。

 

しかもいい値で売れるらしい。

調べているうちに思わず全部売ってしまおうかとも思ったぐらいだ。

 

しかし、手間を考えると不器用な僕にはできそうもないな、とネットでの販売はやめておくことにした。

と思っていたら、買取サービスもあるという。

またまた、「売っちゃ王」が起動して気持が揺らぐ。

しかし、結局はいろいろな価値を考えると売ることはできなかった。

 

 

思い切って廃棄処分。いまでもちり紙に変えてくれるのだろうか

廃棄するなら、自炊してから捨てればいい。

しかし、1万冊からの漫画を自炊するのにどれだけの時間と労力が必要なのか。

背中を断裁して本をばらして、スキャンして、などという作業を1万回もすることを想像してみる。

 

気が遠くなる。

では、自炊もせずにちり紙交換に出してみようか。

長い年月をかけて収集してきた愛しい漫画たちがトイレットペーパーに変わっている姿を想像してみた。

悲しすぎる。。。

 

ただ邪魔なだけなら何年かかける覚悟で自炊というても考えられるのだが、僕の場合は、現物そのものに愛着がある、らしい。

なので物理的に抹殺することなど考えられないので、処分については却下とする。

 

 

残すという選択

もう一つの選択肢、「残す」は「自炊」してデジタルデータとして残す方法と、現物をそのまま保存する方法が考えられるが、ここまでくるともう迷いはない。

 

 

デジタル化して保管するか現物のまま保存するか

廃棄処分でも触れたが、「デジタル化」するということは一旦本をばらしてスキャンしたデータをパソコンに保存することで、一般的には「自炊」と呼ばれている。

デジタル化のメリットは、保管に物理的な場所を必要としないことと、いつでもどこでも直ぐに読めること、しかもパソコンでもタブレットでもスマホでも。

 

ただし、デメリットとしてはなんといってもばらさないとスキャンできないこと。

これは非可逆的行為で二度と元には戻せない。となると、本としての価値はなくなる。

 

デジタル化で半永久的保存は叶うものの、最後は物理的に手放さなければいけないことになり、心情的には「廃棄」になり既に却下の裁定が下されている。

試行錯誤の結果、やっぱり現物で残すという結論に至った。

 

問題は、どうやってまるごと残すか、だ。

 

 

決め手は「物理的には手放すことができて、気持ち的には保有している」

トランクルームの写真です

(C)icom

 

漫画野郎としての心情、「物理的には手放すことができて、気持ち的には保有している」とはどういうことか。

自宅を開放したい(手放したい)けどコレクションは捨てたくない(保存しておきたい)、というわがままな心情だ。自分でも分かっている。

 

そこでトランクルームに預けることを考えてみた。

それまではトランクルームについて詳しい知識はなかったのだが、調べてみると至れり尽くせりではないか。

空調まで整っていて、防犯対策もしっかりしているとは。俄然本腰を入れて探すことにした。

 

自宅から自転車で10分ぐらいのところで手ごろなトランクルームをみつけたので早速契約。

なんと搬入のオプションまでついている、ということだったので迷わず依頼。

当然お金は少しかかったが大満足だ。

 

お陰で部屋はスッキリ。

今では読書ルームにしてゆったりと漫画や小説を読んでいる。

 

ちなみに、僕が借りている物件ではないが、この「トランクデイズ中川」には、漫画を読む共有スペースがデフォルトで用意してあるらしい!

 

トランクデイズ中川

 

 

これからの漫画人生をどう生きるか

さて、コレクションの処遇は「見事に」解決できた。

しかし、今後は今までのように印刷漫画を購入してコレクションする、ということは少なくなっていくような気がする。

コレクターという人種はどうしたらいいのだろう。

 

 

今までのように印刷漫画にこだわるのは現実的ではない

書籍業界は全般的にデジタル化が急速に進んでいる。

漫画はどうなのだろう。通信環境とメモリ技術の飛躍的な進歩のお陰で、漫画もデジタルで読み、保管することができる時代になった。

 

今回のコレクション保管の一件でデジタル化がより身近に感じられたことで、今後は印刷もの一辺倒ではなくデジタル版も愛読してみようか、と思い始めている。

 

 

始めて使った読み放題にカルチャーショック!

そこで、実際に電子漫画を読んでみたら、思っていたより読みにくくないので少しだけ驚いた。

読み放題にもトライしてみたら、もっと驚いた。書店ではお目にかかれないようなマイナーな漫画がずらり。

おもしろいのもあるじゃない!

 

流し読みをしてお宝に巡り会うこともあるのではないか。そんな楽しみ方もありかもしれない。

小説などの書籍界をみてみると、電子化に際して、当初は印刷本はなくなるといわれていたが、今現在は共存していてこの先もなくなる気配なはい。

 

漫画も同じ道を歩むと仮定するなら、なにもどちらかに絞る必要はない。

メジャーものや好きな漫画だけ印刷ものでコレクションし、そのほかは電子漫画で楽しめばいい。

これがいい。

 

 

使ってみて気づいた、自宅保管より本に優しいトランクルーム

トランクルームにコレクションを移して数ヶ月。

漫画たちが安定しているような気がする。

自宅保管のときは、湿り気のある倉庫に「押し込んである」というイメージだったのだが、こちらはなんだか違う。

 

湿度もしっかりコントロールされているせいか、本が生き生きしている感じがする。

「コレクション」という言葉がぴったりな感じがして、あらためてトランクルームに引っ越してよかったと、喜びを大にしている今日この頃の僕です。

 

 

 

 

 

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