春になるとやたらとテレビCMで見かける「今ならお買い得!家電5点セット!」

もうそんな季節になったのかあ、としみじみ物思いに耽るわけですが、実は私は、去年の4月から現在の住まいに至るまでにすでに2回ほど引越しをしています。

 

思えば、一人暮らしを始めた18歳から、25歳(現在)に至るまでの7年もの期間、引っ越し回数は合計9回。

海外も含めて、人様より圧倒的に引っ越し経験が豊富です。

 

遊牧民のような暮らしを連想させますが、私は興味のあることしかできない性格なので、西の方角に何かおもしろいことがあれば西へ、関東でおもしろい匂いがすれば東へ、という生活を送ってきました。

 

なので、いざ引越しともなれば、繁忙期をずらして費用を安くするライフハックも手に入れているわけですが、最近思う究極のクエスチョンは、

 

「もはや、家電っていらないんじゃ……?」ということ。

 

そんな極端なことを思った理由は、家電がなくても普通の人間らしい生活もできることも実証済みですし、これは個人的な意見ですが、生活家電を買うと、ついついハマってしまい、次々リリースされる最新モデルに目が離せなくなってしまうのです。

 

まるで、毎回新しいモデルの登場を待ち侘びてやまないアップルファンのように。

 

ちなみに、後述するヨーグルトメーカーには私も完全にハマってしまいました。

 

その話は後ほどするとして、過剰に生活家電を揃えるのはかえって引越し時の移動コストがかかるので得策ではありません。

だったらシェアハウスに住むなど選択肢はありますが、どうしても一人暮らしがしたい!という方もいると思います。

 

そこで今回は「一人暮らしの家電」に焦点を置いて、個人的にこれだけは必要だと思う家電を挙げていきたいと思います。

 

忙しい社会人の味方!「乾燥機能付き洗濯機」

全自動洗濯機の写真です

 

縦型かドラム式は問いません。

これは一人暮らしをしていて思うのですが、本当に洗濯をする時間が作り出せない。

 

生活が堕落している私からすると、全自動で乾燥もしてくれるのはありがたいです。

今のモデルは音も静かなので夜に回して朝にはちゃんと乾いた状態で出来上がっているのは助かります。

 

洗濯にかける時間は、取り込みと干す作業も考えるとだいたい30分くらいかかってるんじゃないでしょうか?(わたし調べ)

洗濯はだいたい3日に1回はするので1か月で300分の節約、1年で3600分=60時間の捻出ですよ!

これだけあれば本は3冊は読めますね。

こういう作業はテクノロジーの恩恵で任せておいて、自分のスキルを高める時間に使いたいですよね。

 

これさえあれば朝になって、「やばい!靴下がねえ!!!!」という社会人で必ず一度はある失態を犯さずに平和に過ごすことができます。

 

身体は資本!「加湿機能付き空気清浄機」

空気清浄機の写真です

日に日にひどくなる花粉の量。

今年はスギ花粉が例年より240倍もの量が飛んでいるという噂もあります。

 

やはりどれだけ忙しくても生活の拠点は自分の家ですよね。

空気清浄機があればハウスダストなどの対策にもなります。

 

個人的なので空気清浄機をピックアップしましたが、一人暮らしというのはかなり床にほこりがたまっています。

そして実は歩くだけでかなりのほこりやハウスダストが飛んでいます。

ですのでこれを回しておけばある程度の空気中のほこりはキャッチしてくれます。

 

掃除機は正直必要ないかなと思います。

その手前でほこりを空気清浄機でキャッチしてくれればあとはクイックルワイパーで十分です。

筆者は空気清浄器を置く前は夜中に花粉に度々起こされていましたが、導入後の現在は快眠を送れるようになりました。

 

実は教えたくない最強アイテム「ヨーグルトメーカー」

声を大にして伝えたいのですが、ヨーグルトはどんな時も助けてくれます。

そう、仕事で忙しいときも、恋人とうまくいかないときも、友人と遊ぶときも、飲んで二日酔いの次の朝も、ヨーグルトメーカーでつくったヨーグルトがあれば、人間らしい生活を送ることができるのです。

 

社会にでれば、さまざまな事情で忙殺されます。その忙しさから、気づけば連日コンビニ飯……。

そんな現象が、一人暮らしでは当たり前に起こります。

しかし繰り返しますが、身体は資本。ご飯はちゃんと食べないといけません。

 

そんな時に 見つけたアイテムがヨーグルトメーカー。

そんなの知らないという方に説明しておくと、その名の通りヨーグルトを作るためのマシンですが、ヨーグルトに限らず甘酒や塩麹、そして納豆などの発酵食品も自家製で作れてしまう、まさに魔法のアイテムなのです。

 

そして乾燥機付き洗濯機に服を放り込んでおくくらい簡単な要領でできちゃうのも魅力です。

牛乳パックとほぼ同等のサイズなので、狭いキッチンでも場所を取りません。

これを見つけた瞬間は、一目惚れをした初恋の相手を見つけたかのように、ビビビッ!と直感が働きました。

市販の牛乳を少し投入するだけで、8時間後にはヨーグルトができあがるのです。量も程よく、一人暮らしにはぴったりです。

一人暮らしをしているとどうにも偏りがちな栄養を補い、つねに腸内環境を整えてくれる「お母さん」のような存在は大きいです。

 

ヨーグルトメーカー上級者になってくると、R-1ヨーグルトやカゼイヨーグルトで大量生産をし、インフルエンザワクチンを打たずに冬を越す強者もいるそうです。(ちゃんとワクチンは打ちましょう。)

 

ちなみに筆者は、グラノーラをこの自家製ヨーグルトと共に優雅な朝を過ごして遅刻することが多々ありますので、くれぐれも自己管理のもとヨーグルトライフを楽しんでください。

 

さいごに

いかがでしたか?

最後はものすごい勢いで個人的主観が入りましたが、要は削れるところを削った結果、本当に必要なものがみえてきたというお話です。

 

生活の質をあげるための要素はそれぞれ異なりますが、なにかと忙しない一人暮らしでも、自分の時間を大切にしたい、そんな方のお役に立てれば嬉しいです。