トランクルームはさまざまな地域に設置されていますが、どこを選ぶかによって使い勝手が大きく異なります。

私も、2010年~2011年頃にトランクルームを契約する際、だいぶ悩みました。

私の選択肢は、自宅近くか、都内の勤務先近くか。

 

それぞれのトランクルームを比較・検討した上、結局自宅に近いほうのトランクルームを選び、現在も利用しています。

本記事では自宅と勤務先近く、それぞれのメリットとどのような観点で選んだかについて、私なりのポイントを説明します。

 

 

自宅近くのトランクルームを選ぶメリット

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トランクルームを検討する際、まず私は自宅に近いほうを候補にあげました。

それには、以下のメリットがあげられます。

 

・移動時間が少なくて済むため、1日に何回も搬入・搬出できる

・トランクルームに預けた物が必要になっても、すぐに取りに行ける

・荷物を運ぶ費用が少額で済む

・郊外に住む人の場合は、トランクルームの利用料金が安くなる

 

まず移動時間が少なくて済むため、1日に何回も往復できることがあげられます。

これはトランクルームの利用を始める際に、特に助かる点です。

自宅にはしばらく使わない物がたくさんありましたから、休みを1日使うだけでも多くの物をトランクルームに搬入できます。

 

一方でトランクルームに預けた物が必要になった場合、すぐに取りに行けることももちろんメリット。

預けた物が急に必要になることは往々にしてありますから、近くのトランクルームに預けていれば、手間も少なくて済みます。

 

トランクルームが自宅から近いことは、費用面でもメリットがあります。

その1つに、荷物を運ぶ費用があげられます。

荷物を運ぶ場合は車ならガソリン代、電車なら運賃がかかりますから、自宅から近いほど安くて済みます。

 

また郊外に住んでいる人の場合、職場のある都心よりもトランクルームの利用料金が安いことも見逃せません。

私は東京から40km程度にあるトランクルームを借りたため、月額料金は10,000円を切る価格でした。

あわせて都心のトランクルームの利用も検討していましたが、この場合は月額16,000円以上が必要です。

 

このように自宅に近いトランクルームは、持ち運びとコストの両方でメリットがあります。

特に郊外に住む人の場合は利用料金も安くなりますから、さらに使いやすくなります。

 

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勤務先近くのトランクルームを選ぶメリット

 

トランクルームの検討をしていた当時、会社は都心にありました。

勤務先近くのトランクルームを選ぶ際のメリットは、以下があげられます。

 

・社外の勉強会で使う参考書やノートなどを保管できる

・仕事で使う可能性がある、私物のIT系参考書を保管できる

・将来都心近くに引っ越す際、トランクルームに入れた荷物を取りに行きやすい。また、引っ越し費用の低減に役立つ

 

トランクルームを検討していた当時は、社外の勉強会にも週1~2回ほど参加していました。

この勉強会は平日の夜や土休日に行われ、都合のよい日時を選んで参加するというもの。

また勉強会のほとんどは、都心部で開催されていました。

 

もし勤務先近くのトランクルームに参考書やノートを預けていれば、会場に向かう途中で取り出せます。

また勤務先はIT企業であったため、私物のIT系参考書も使う機会がありました。

勤務先近くのトランクルームに保管できれば、通勤時に寄り道することで取り出せるため便利です。

 

このように勤務先近くのトランクルームを選ぶ目的は、本に着目していることがポイントです。

本は重いという特徴があり、持ち運びに体力を使います。

このためトランクルームに預けることで持ち運びの負荷が減り、体力の消耗が防げます。

これは自宅近くのトランクルームと異なる選定ポイントです。

 

またトランクルームの検討時は、将来的に都心近くに引っ越す可能性がありました。

もし勤務先近くのトランクルームを使っていれば、引っ越し後も使わない物を事前にトランクルームへ入れておけます。

これは引っ越し費用の低減に繋がります。

 

 

どちらのトランクルームを選んだか?

コストダウン

 

ここまで説明した通り、私はトランクルームを選ぶにあたり、自宅と勤務先それぞれに近い箇所が候補にあがっていました。

この中から自宅に近いほうのトランクルームを選び、現在も利用しています。

結局選んだポイントは、以下の2点となります。

 

・月額料金が安い

・本に限らず、幅広い種類の物を収納しやすい

 

月額料金は、トランクルームを選ぶ主なポイントの1つにあげていました。

契約したトランクルームは、勤務先に近いほうと比べて6割程度、またはそれ以下の金額で借りられます。

年間では7万円を超える違いとなりますから、無視できません。

 

加えて自宅のほうに近いトランクルームならば、当面使わない物を幅広く保管することとなります。

これにより本に限らず、さまざまな種類の「当面使わない物」が収納対象となり、借りたトランクルームを有効活用できます。

 

また高価な物を保管する予定もないため、トランクルームの保管環境には高いクオリティを求める必要もありません。

このため雨漏りなどで保管した物が濡れたり、砂ぼこりが入るのは困りますが、空調完備まで必須とはしませんでした。

保管した物を安全に保管できれば、それでよいと考えたことも選んだポイントの1つです。

 

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まとめ

自宅近くなら当面使わない物を、勤務先の近くなら本などを置くことができますから、それぞれメリットがありました。

但し、どちらの近くを選ぶかによって保管する物が変わりますから、そこは慎重に検討しました。

 

今回は自宅近くのトランクルームを選ぶことで、自宅の当面使わない物を保管することにしました。

結果、自宅に溢れかえっていた荷物がなくなり、居住スペースに余裕が生まれました。

トランクルームは乗換駅を選んだことで、勉強会の資料の保管など、仕事の用件にも多少配慮した形に落ち着き、大満足しています。

 

 

参考:
キュラーズ錦糸町店「料金・サイズ」
https://www.quraz.com/tokyo/kinshicho.aspx
※当時、勤務先近くのトランクルームとして検討(月額利用料金は15,400~16,400円・税抜き)