「どうしても捨てたくないけれど、しまっておく場所もない」

 

そんなときにとっても便利なトランクルーム。

最近では、大型バイクの保管などにも活用されるなど活用シーンは幅広く、実際に使っている人、使ってみようと検討している人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、なかには「自宅から離れた場所に物を預けておいて、盗まれたりすることはないだろうか?」と危惧して、二の足を踏んでいる人もいるのではないかと思います。

 

ということで今回は、トランクルームの盗難対策について、webでいろいろ調べてみました!

 

 

トランクルームで盗難被害は発生するか

(c)icom

 

そもそも、実際にトランクルームでの盗難被害は発生しているのでしょうか。

web上でチェックしてみたところ……

カギが壊されてCDや書籍、ソフトウェアなどが盗まれてしまったり、

バイクを盗難されてしまったりした人のブログ記事などがみつかりました。

 

出典元

https://togetter.com/li/344835

http://d.hatena.ne.jp/chiyotsu/20090317/1237305409

http://rentaltrunk.jp/base/stolen/

 

また、トランクルーム業者のホームページを見てみると、盗難に遭う可能性があるという意味の表記がなされているところがいくつか見受けられます。

 

出典元

https://www.homes.co.jp/trunkroom/article/5

https://www.inaba-box.jp/magazine/4197/

 

ブログ記事の真偽については詳しくわかりませんが、業者のホームページでそのような表記がされているということは……。

残念ながら、トランクルームでの盗難被害は実際に発生し得るものとして考えておいたほうがよさそうです。

 

 

トランクルームのセキュリティ事情

防犯対策

(C)icom

 

トランクルームでの盗難対策について、施設側ではどのような対策が取られているのでしょうか。

いくつかの業者をピックアップして、webでその対策事例をチェックしてみました。

 

業者A

常駐の管理人はおりませんが、定期的に専門スタッフが巡回・清掃をしております。
安心してご利用ください。

出典元

https://www.hello-storage.com/faq/

 

 

業者B

常駐の管理人はおりませんが、当社提携会社が随時巡回しております。

出典元

https://www.kase3535.com/faq/

 

 

業者C

[ 屋内型店舗 ]出入口はオートロックキーで不審者の侵入を防止し、店内には防犯カメラが設置してあります。

[ 屋外型店舗 ]お客様にルームの鍵を用意していただき、管理していただきます。鍵は店舗でも販売しておりますので、ご契約時に購入いただけます。

出典元

http://www.u-space.com/faq/trunk.html#ancFaq05

 

 

業者D

警備会社との契約によるセキュリティシステムを採用しており、不正進入等を感知した場合や、館内に設置している非常ボタンが押された場合は、警備員が駆けつけます。

出典元

http://www.tokyukuramo.jp/faq03.html#faq03_q8

 

 

ほとんどの業者が、常駐の管理人は置かずに警備会社に委託して防犯管理を行っているようです。

また、屋外型よりも屋内型の方が入館時と保管スペースの開閉時の2段階でロックが掛けられるなどセキュリティ対策が充実している傾向があり、料金もそれ相応になっているのが一般的です。

 

さらに、同じ業者内であっても、施設それぞれで監視カメラの設置の有無などが異なっていることも多いようです。

このあたりは、実際に利用を検討している施設に足を運んで自身の目でチェックするのが確実な方法だといえます。

 

そのほかに、ある程度の安全性が確保されているかどうかの目安として、「RS推奨マーク」というものがあります。

これは、レンタル収納スペース推進協議会が「安心・安全なサービスの提供を行っている収納スペースとして、推奨している施設の証」(レンタル収納スペース推進協議会ホームページより)であるとのことで、同協議会の加盟事業者内のなかでも一定の審査を通った施設に与えられるものだそうです。

 

まずは、この「RS推奨マーク」があるかどうかが、ひとつの防犯対策基準として参考になりそうです。

出典元

https://www.rentalspace.org/rsmark/

 

 

盗難に遭う確率を減らすためのチェックポイント

 

トランクルームでの盗難については、施設側のセキュリティに対策をゆだねるだけでなく、利用者側でも策を講じることで被害に遭う確率を減らすことができます。

では、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

いくつかポイントを挙げてみます。

 

・周囲の見通しがよかったり、人通りの多い場所に立地していたりするトランクルームを選ぶ。

・夜中でも明るい場所にあるトランクルームを選ぶ。

・屋外コンテナの場合、カギが頑健である施設を選ぶ。可能であれば自分でアラームなどを追加する。

・トランクルーム内の荷物を出し入れするところを人に見られないようにする。

・屋内型の場合は、入館管理が徹底している施設を選ぶ。

・バイクや自転車を預ける場合には、道路から近いコンテナは避ける。

・バイクや自転車には、タイプの異なる複数のロックを掛けておく。

 

つまり

「盗難したいと思わせるものがあると知られないこと」

「盗難するのに手間がかかると思わせること」

「盗難している場面を人に見つかるリスクが高いと思わせること」

などが盗難抑止に繋がります。

 

できるだけ上記の条件を満たせる施設を選び、併せて相応の対策をとっておくようにしましょう。

 

 

盗難被害への備え

 

セキュリティレベルの高い物件を選び、盗難に遭わないように気を付けていても、盗難のリスクがゼロになるわけではありません。

万が一盗難にあってしまった場合を考えると、盗難保険に入っていた方がより安心だといえます。

 

盗難保険については、施設ごとに扱いがまちまちで、基本契約内に含まれているところもあれば、オプションとして別途料金を支払って申し込むところもあります。

また場合によっては、オプションプランに用意されていない場合もあるので、そのときは自分で盗難保険を扱う保険会社に相談して契約手続きを行う必要があります。

 

また、契約の際に保険内容に関してよく確認しておくことも重要です。

 

「保険に入っていると安心していたら、火災保険だけで盗難保険には加入していなかった」

「保証される金額が思っていたよりも低かった」

「盗難されたものについては保障されたが、盗難時に破損されたものについては対象にならなかった」

など、後からトラブルにならないよう、しっかりとチェックしておきましょう。

 

さらに、根本的な部分ではありますが、「盗難されるとどうしても困るものはそもそも預けない」という考え方も重要です。

被害にあった際に大きなショックを受けない自衛策として、心の隅に留めておくとよいかもしれません。

 

 

盗難被害に遭った場合は

盗難

 

それでもトランクルームで盗難被害に遭ってしまった場合の対応について、あらかじめ知っておくと比較的落ち着いて行動できるでしょう。

まず、盗難されている状況を確認したときには、すぐにトランクルームの運営会社と警察に連絡を取り、被害にあった旨を知らせましょう。

運営会社を経由せず、独自に盗難保険に入っているようであれば、必ず自分で保険会社にも連絡を入れてください。

 

このとき、現場をそのままにしておくのか、片付けても良いのかを確認しておくと、のちのトラブルを招かずに済みます。

その後は、運営会社と警察それぞれの指示を仰ぎ、所定の手続きなどをとるようにしてください。

 

 

盗難への備えはある程度は自身で行うこともできますが、施設側のセキュリティ対策に依存する部分はかなり大きいといえるでしょう。

施設によってセキュリティ対策のレベルは千差万別となっており、価格も大きな差がみられます。

なかにはセキュリティ対策の充実度を売りにしたトランクルーム業者も見られるので、安心を最優先したい場合には、そのような業者にゆだねるのもひとつの方法となるでしょう。

 

ただし、セキュリティレベルが高くなると、やはり料金も高くなる傾向にあります。

預けておく物の価値と料金のバランスをよく考えて、自分の目的にあった最適なトランクルームを探すようにしてください。

 

 

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文:松田朝九(40代・フリーランスコピーライター)

 

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